ギリシャ神話が語源の言葉

エコー

こだま

ニンフのエコー。アレクサンドル・カバネルの作。
ニンフのエコー。アレクサンドル・カバネルの作。アレクサンドル・カバネル『エコー』1874年・Public Domain (The Met Open Access, CC0)

英語 echo は14世紀半ばから使われる。ラテン語 echo を経てギリシャ語 ἠχώ に遡り、ἠχή(音)、ἠχεῖν(鳴り響く)と同系とされる。この普通名詞を擬人化したのがニンフのエコーで、語源辞典も「ナルキッソスに恋い焦がれて声しか残らなかった山のニンフ」として触れている。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

エコー山のニンフ。言葉の終わりしか繰り返せなくされ、ナルシスに恋して拒まれ、声だけが残った。英語 echo(こだま)の元になった ἠχώ を擬人化した存在で、恋の相手や身の上は出典によってまったく違う。