ギリシャ神話が語源の言葉

カリスマ

肩を組んで立つ三人の優美の女神。ラファエロの絵。
肩を組んで立つ三人の優美の女神。ラファエロの絵。ラファエロ・サンティ『三美神』1504〜1505年ごろ・Public domain

英語 charisma(1875年)は、ギリシャ語 kharisma「好意、神の賜物」から来ている。元の kharis は「優美・好意」で、アフロディーテに付き従う優美の女神カリスの名と同じ語。「指導者の人を惹きつける力」の意味は、1922年にマックス・ヴェーバーがドイツ語で使ったことから広まり、英語では1930年ごろから。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

カリス優美と喜びの女神たち。ヘシオドスではゼウスとオケアノスの娘エウリュノメの三人娘アグライア(輝き)、エウプロシュネ(喜び)、タレイア(花盛り)で、「三美神」として知られる。アフロディーテの身支度に仕え、ムーサたちと並んで住む。何人で何という名かは土地によって違い、ホメロスではその一人がヘパイストスの妻になっている。