ギリシャ神話が語源の言葉

カリオペ

蒸気オルガン

ムーサのウラニアとカリオペ。ヴーエの絵。
ムーサのウラニアとカリオペ。ヴーエの絵。シモン・ヴーエと工房『ムーサのウラニアとカリオペ』1634年ごろ・CC0

英語 calliope は1858年から、蒸気で鳴らすオルガン(蒸気オルガン)の名として使われている。ムーサの名 Kalliopē は kalli-(kallos「美」の結合形)と ops「声」からなり、文字どおりには「美しい声」。etymonline は、雄弁と叙事詩をつかさどるムーサの名を耳ざわりな機械の楽器に付けたことを「ちぐはぐ」だと評している。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

カリオペ九柱のムーサの一人で、ヘシオドスが「最も優れた者」と呼んだムーサ。のちに叙事詩のムーサとされるが、ヘシオドスでは王に付き添って弁舌を授ける女神として描かれる。オルフェウスの母としても知られる。