出典 · 近現代の翻案・映像化
ホメロスの双数について
ヤーコプ・ヴァッカーナーゲル · 1877年 · Zum homerischen Dual
『イリアス』の Αἴαντε(アイアンテ)が本来「アイアスとその弟テウクロス」を指す省略双数だと論じた古典的論文。
この出典が語っていること
小アイアス
- 『イリアス』では二人のアイアスがしばしば「アイアンテ(二人のアイアス)」という双数形でひとまとめに呼ばれ、並んで防戦する。ただしヴァッカーナーゲルは、この双数が本来「アイアスとその弟テウクロス」を指す省略双数で、小アイアスと組ませる読みのほうが後から生じたものだと論じた。 (13.46-80, 13.701-708 / ヴァッカーナーゲル「Zum homerischen Dual」(1877))