出典 · ローマ期
サテュリコン
ペトロニウス · 1世紀半ば · Satyricon
ラテン語の小説。48.8 で成金トリマルキオが「クマエで瓶の中に吊るされたシビュラを見た」と語る。
この出典が語っていること
クマエのシビュラ
- ペトロニウス『サテュリコン』で、成金のトリマルキオは、クマエでシビュラが瓶の中に吊るされているのをこの目で見たと自慢する。子どもたちが「シビュラ、何が望み?」とギリシャ語で聞くと、「死にたい」と答えたという。 (48.8)
- T・S・エリオットの長詩『荒地』(1922)は、このペトロニウスの一節をラテン語とギリシャ語のまま巻頭に掲げている。死ねないまま老いていくシビュラが、20世紀の詩の入口に置かれた。 (『荒地』エピグラフ。『サテュリコン』48.8)