出典 · 近現代の翻案・映像化
ラオコオン — 絵画と詩の限界について
ゴットホルト・エフライム・レッシング · 1766年 · Laokoon: oder über die Grenzen der Mahlerey und Poesie
ベルリン、クリスティアン・フリードリヒ・フォス刊。ラオコーン群像がウェルギリウスの詩ほどには苦痛を叫ばせていない点を出発点に、造形芸術と詩それぞれの表現の限界を論じた近代美学の古典。
この出典が語っていること
ラオコオン
- 1506年にローマのエスクイリーノの丘で発見された大理石群像『ラオコーン』により、この場面は西洋美術の代表的図像になった。教皇ユリウス2世がただちに取得し、現在もバチカン美術館にある。レッシングは同名の評論(1766)でこの像を、絵画と詩それぞれの表現の限界を論じる出発点にした。語源の節も参照。 (OCD「Laocoon」の項。発見と所蔵はバチカン美術館の公式解説(語源ファイル laocoon-statue と同じ確認)。レッシング『ラオコオン、または絵画と詩の限界について』ベルリン、フォス、1766年)