出典 · ローマ期
風刺詩(サトゥラエ)
ホラティウス · 前35年ごろ・前30年ごろ · Satires (Sermones)
日常の話題を語り口調で書いた韻文の詩集2巻。巻・歌・行で参照する(例 1.8.1-7)。1.8 では、ローマのエスクイリヌスの庭に立つイチジクの木のプリアポス像が語り手になる。
この出典が語っていること
プリアポス
- ホラティウスの風刺詩では、エスクイリヌスの庭(もとは貧しい人々の共同墓地)に立つイチジクの木のプリアポス像が語り手になる。腰掛けにするか神にするか迷った大工に神にされ、泥棒と鳥を追う番人となったが、夜ごと骨や薬草を集めにくる魔女カニディアたちには手を焼く。最後に、像は乾いたイチジクの尻が裂けるほどの音をたてて放屁し、魔女たちは入れ歯やかつらを落として町へ逃げ帰る。 (1.8.1-50(1-7 身の上、8-16 墓地だった庭、23-45 魔女、46-50 結末))