出典 · 中世以降
トロイア物語
ブノワ・ド・サント=モール · 12世紀(1160年代頃) · Roman de Troie
古フランス語の韻文。ダレスとディクテュスを下敷きにした中世トロイア物語の源流で、トロイロスとブリセイダ(のちのクリセイデ)の恋という後代に絶大な影響を与えた挿話を創出した。
この出典が語っていること
トロイロス
- 中世に入ると全く別の物語になる。12世紀のブノワ・ド・サント=モール『トロイア物語』が、トロイロスと(ギリシャ側に渡る)ブリセイダの恋という挿話を創作し、これがボッカッチョ『フィロストラト』でクリセイダとの恋愛物語として独立する。 (ブノワはダレスとディクテュスを下敷きにしており、ホメロスには依っていない)